最後のお年玉

  1. 2008/05/07(水) 00:45:44|
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今日、ガストで夕御飯をみんなで食べた。会計を僕が一括で払い、そのあとにみんなから小銭でお金をもらった。
ずしりと重い財布。開けてみると500円玉が六つ入ってた。こんなことってなかなかない。
そしてふと思い出した。記憶にある中で初めて手渡しでもらったお年玉のことを。


初めて手渡しでもらったのは確か10歳の時で、お年玉は500円玉3つをセロハンテープで一列につないだだけのチンケなもの。しかも兄たちはみんなお札であるのに対し僕だけコインだった。それなのになぜか優越感に浸ってよろこんでいた覚えがある。

まだそのころは旧500円玉で銀色のコイン。僕にはその銀色とコインの重みがたまらなくうれしかった。親には預けず、ほっぺにつけて、そのひんやりした3つのコインをいつまでも大事にとっておいた。





今財布にある、6つの金色の500円玉。そしてあの時もらった3つの銀色の500円玉。10年たって2倍になったコイン。色も変わって、金ぴかだ。


学校の帰りその6つのコインを電車の中で手のひらに並べ、眺めてたら、不思議なことに製造年号が、平成13年×2、15年、17年、18年×2、20年だった。縁起の悪いと言われる「4」「6」「9」がひとつもなかった。
電車の中だったけれど涙が出た。








今日おばあちゃんが急に息を引き取った。正直まだちゃんと受け入れられていない。

けれど、今日起きたことは決して偶然のことではない気がする。

大好きな友達から何気なく受け取った6つの500円玉を大好きなおばあちゃんの最後のお年玉として大事にとっておこうと思う。もちろんセロハンテープにつけて。





正直こんなことこのブログに書いていいことかわからないけど、書かせてください。

masudasi

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